YouTubeの登録者を買うのはNG?ダメな理由は?何が起こる?
YouTubeチャンネルを運営していると、登録者数の伸び悩みや他の人気チャンネルとの差に悩むことがあるでしょう。せっかくのコンテンツが評価されないまま埋もれてしまうのは辛いものです。そんなとき、「登録者数を買って増やすことは可能なのだろうか?」と考えるのも無理はありません。
しかし、登録者を購入することにはリスクも伴います。
本記事では、YouTube登録者数を購入することのデメリットについて解説し、安全にチャンネル登録者数を増やすさせるための方法を紹介します。
目次
YouTubeの登録者数は買える?
インターネット上には、YouTubeの登録者数を増やすための有料サービスが存在します。
これらのサービスは、一定の料金を支払うことで、短期間で指定した数の登録者をチャンネルに追加するものです。
登録者数を購入することで、短期間で見た目のフォロワー数を増やし、チャンネルの影響力が大きく見えるようにすることができます。
特に、登録者数が多いと視聴者の信頼感が向上しやすいため、初めてチャンネルを訪れる人に「多くの人がこのチャンネルをフォローしている」という印象を与えることができます。
YouTubeの登録者数購入のシステム
YouTubeの登録者数を購入するシステムは、いくつかの段階に分かれています。
まず、インターネット上では複数の業者が登録者数を販売しています。それぞれが独自のプランや料金体系を持っており、希望する登録者数を選択し、注文手続きを進めます。多くの場合、購入プランは100人、500人、1000人といった段階に分かれており、それぞれの人数に応じた料金が設定されていることが多いです。
注文内容が決まると、次は支払い手続きに進みます。支払いが完了すると、指定した登録者数が数日以内に増加する仕組みです。
実際に登録者が増えるまでの時間は業者やサービスの内容によりますが、徐々に増加させることで、YouTubeのシステムに自然な成長と見せる方法が取られることもあります。
また、増加させる登録者の質についても業者によって違いがあります。一部の業者は実際のアクティブユーザーではなく、ボットや非アクティブなアカウントを用いることも珍しくありません。
YouTube登録者数購入の費用
YouTubeの登録者数購入の費用は、おおよそ1人あたり5〜10円が相場とされています。
例えば100人分を購入する場合、費用は約500円〜1,000円程度となり、1,000人分なら5,000円〜10,000円ほどになることが一般的です。
ただし、価格は登録者の質(アクティブユーザーか、非アクティブやボットか)や地域(日本人登録者か海外の登録者か)によっても異なることがあります。
また、安価なプランでは登録者の質が低く、エンゲージメントが低い場合が多いため、短期間で登録者数が減少する可能性も高いです。
YouTube登録者数の購入はバレる?
結論から言えば、バレる可能性は高いといえます。
YouTubeは不正なエンゲージメントを防ぐため、アルゴリズムを使って異常な増加パターンを検知しており、登録者数の不自然な変動には敏感です。急激に登録者が増えると、アルゴリズムが疑念を抱き、注意を引きやすくなります。
また、登録者数が大幅に増えても再生回数やコメント数が伴わない場合、視聴者や企業から「実際のファンが少ないのでは?」と不信感を持たれることもあるでしょう。
視聴者は、登録者が多いチャンネルを信用しやすい一方で、エンゲージメントの低さには敏感です。このため、登録者数に見合わない低い再生回数やエンゲージメントが目立つと、登録者を購入したと疑われやすくなります。
YouTube登録者を購入するリスクとデメリット
YouTube登録者数を購入するリスクとデメリットは次の通りです。それぞれを詳しく解説します。
・利用規約違反によるアカウント停止
・視聴者や企業からの信頼低下
・正しく分析できない
利用規約違反によるアカウント停止
YouTubeでは、虚偽のエンゲージメント(偽の登録者や視聴回数など)を利用することを禁止しており、登録者の購入はこの規約に違反します。
YouTubeは不正行為を検知するためのアルゴリズムを強化しているため、購入した登録者数が発覚すると、まず警告が発せられるか、さらに重い場合はペナルティとしてアカウントが停止されたり、チャンネル自体が削除される可能性もあります。
このような処置が行われると、積み上げてきた努力やファンとのつながりが一瞬で失われる恐れがあり、YouTube活動を継続することが非常に難しくなるでしょう。
長期的にみると、リスクは高く、効果は一時的なものに留まる可能性が高いです。
視聴者や企業からの信頼低下
登録者数を購入しても、登録者は実際の視聴者ではなく、多くがボットや非アクティブアカウントである場合がほとんどです。
このため、登録者数に対して動画の再生回数やコメント数が極端に低くなる傾向があり、不自然な印象を与えてしまいます。
視聴者や企業は、登録者数だけでなく動画のエンゲージメントも重視するため、登録者が多いのに反応が少ないチャンネルは疑いの目で見られやすくなります。企業からの広告依頼やスポンサー契約の機会にも影響が出る可能性があり、信頼性を失うと今後のチャンネル成長に悪影響を及ぼすでしょう。
正しく分析できない
YouTubeチャンネルの運営には視聴者データの分析が欠かせません。
データを基に視聴者の傾向や好みを理解し、それに合ったコンテンツを提供することが成功の鍵となります。しかし、購入した登録者が多く含まれると、データが歪み、実際の視聴者像が掴みづらくなります。
例えば、登録者の年齢層や視聴時間、再生リピート率などのデータが正確でなくなり、本来の視聴者に対する理解が難しくなります。これにより、効果的なコンテンツ改善ができなくなり、ターゲット層に響く内容が提供しづらくなる可能性が高いです。
登録者を購入してしまった時の対処法
知らずに登録者数を購入してしまった場合の対処法は次のとおりです。それぞれを詳しく解説します。
・購入をやめ、自然な成長を目指す
・謝罪動画を出す
・サブチャンネルを開設する
購入をやめ、自然な成長を目指す
購入を続けるとリスクが増すだけです。購入をやめて、自然な方法で登録者数を増やす方針に切り替えましょう。
チャンネルの成長は時間がかかりますが、質の高いコンテンツを提供し続けることで、視聴者が自然に増えていきます。
自然な成長を目指す具体的な方法は後述しますので、そちらを参考にしてください。
謝罪動画を出す
登録者を購入してしまった場合、信頼回復のために「謝罪動画」を出すのは効果的です。
まずは、登録者を購入した経緯を正直に説明し、当時の気持ちや状況を包み隠さず話しましょう。その上で、視聴者の信頼を損ねたことについて心から謝罪し、行動の誤りを反省していることを伝えます。
また、今後は健全な方法でチャンネルを成長させることを誓い、視聴者に対する感謝の気持ちも忘れずに述べましょう。
具体的には、質の高いコンテンツ作りに注力し、視聴者と真摯に向き合う決意を示すと良いです。謝罪動画を出した後も、コメントでの視聴者からの意見や質問に真摯に対応し、信頼回復に努めていくことで、再び応援してもらえるようになるでしょう。
サブチャンネルを開設しておく
メインチャンネルが登録者購入によりペナルティをうけて一時的に停止されても、サブチャンネルがあれば視聴者との接点を維持できるため、影響を最小限に抑えられます。
サブチャンネルがあれば視聴者に最新情報を提供したり、今後の方針を説明する場としても活用可能です。
また、サブチャンネルを通じて異なるテーマやコンテンツを試しながら新しい視聴者層を取り込むこともできます。
YouTubeの登録者数を増やす具体的な方法
YouTubeの登録者数を増やす具体的な方法は次のとおりです。それぞれ詳しく解説します。
・質の高いコンテンツを提供する
・魅力的なサムネイルとタイトルを作成する
・定期的な投稿スケジュールを保つ
・SEO対策を取り入れる
・コラボレーションを活用する
・データ分析と改善を繰り返す
・YouTube運用代行やコンサルを利用する
質の高いコンテンツを提供する
登録者を増やすためには、まず視聴者にとって「役立つ」「面白い」と思ってもらえるコンテンツを提供することが基本です。
視聴者が動画を通じて新しい知識を得たり、楽しんだりできると、そのチャンネルへの関心が深まり、登録へとつながります。視聴者が期待するテーマに合わせた内容の充実はもちろん、分かりやすい説明や編集技術も大切です。
特に再生回数の多い動画は、後々のチャンネルの成長に寄与するため、一つひとつの動画制作に対して高いクオリティを目指しましょう。
魅力的なサムネイルとタイトルを作成する
YouTubeでは、動画をクリックしてもらうためにサムネイルとタイトルが視聴者の興味を引くようにデザインされていることも重要です。
サムネイルは視覚的にインパクトがあるデザインが望ましく、画像だけでなく文字も加えると視認性が向上します。
また、タイトルには視聴者が気になるキーワードを入れ、「今すぐ見たくなる!」と感じてもらうことを意識しましょう。「○○の方法」「5つのポイント」といった具体的な表現を含めると、視聴者のクリック率が上がります。
定期的な投稿スケジュールを保つ
動画を定期的に公開することで、視聴者に「いつも新しいコンテンツが楽しめるチャンネル」と思ってもらいやすくなります。
週に1回、決まった曜日や時間に投稿することで視聴者に習慣的に動画を見てもらいやすくなるため、スケジュール管理が重要です。
また、定期的な更新はアルゴリズムにもプラスの影響を与える可能性があり、より多くの視聴者に表示されることが期待できます。自分に無理のない投稿頻度を見つけ、長期的に続けられるスケジュールを心がけることが大切です。
SEO対策を取り入れる
YouTubeも検索エンジンの一種であり、SEO(検索エンジン最適化)は動画の視聴数を伸ばす上で非常に有効です。
動画のタイトルや説明欄、タグには視聴者が検索しそうなキーワードを入れるようにしましょう。たとえば、「初心者向け」「簡単」「コツ」など、視聴者が求めている情報を考慮したキーワードを意識すると良いです。これにより、検索結果に表示されやすくなり、新しい視聴者にリーチしやすくなります。
SEO対策は登録者数増加だけではなく、視聴回数を増やすことにも直結するため、欠かせないポイントです。
視聴者との積極的な交流
視聴者との交流は、チャンネルへの信頼や親しみを深めるのに役立ちます。
動画のコメント欄で積極的に返信する、質問に答えるといったコミュニケーションを図ることで、視聴者は自分もチャンネルの一部であると感じ、ファンになりやすくなります。
また、ライブ配信で直接視聴者とやり取りすることで、リアルタイムの交流が可能になります。こうした取り組みを続けることで、視聴者が「このチャンネルは自分を大切にしてくれる」と感じ、リピーターとなる可能性が高まります。
SNSでの情報発信
YouTubeの動画を宣伝するだけでなく、TwitterやInstagramなど他のSNSで積極的に情報発信することも効果的です。
SNSを通じてチャンネルを知ってもらうことで、YouTubeに直接訪れる機会を増やせます。SNSでは、動画の一部を先行公開したり、制作過程やオフショットをシェアすることで、視聴者の関心を引き付けることができます。
こうして多方面から視聴者にアプローチすることが大切です。
コラボレーションを活用する
他のクリエイターやインフルエンサーとのコラボレーションは、視聴者層を広げる良い手段です。
コラボ動画を作成することで、互いの視聴者層にアプローチでき、新規登録者獲得のチャンスが増えます。コラボ相手の視聴者にとって魅力的な企画やテーマを選ぶと、興味を持ってもらいやすくなり、継続的なファンにつながります。
また、信頼できるコラボ相手を選ぶことで、双方にとって相乗効果を得られる可能性が高まります。
データ分析と改善を繰り返す
YouTubeアナリティクスを活用して、視聴者がどのように動画を視聴しているかを定期的に確認することも大切です。アナリティクスでは、視聴時間、クリック率(CTR)、視聴維持率、離脱ポイントなどのデータが確認でき、これを基に改善点を特定します。
例えば、視聴者が途中で動画を離れている場合には、動画の構成やテンポが適切かを再考する必要があります。また、サムネイルやタイトルを変更しA/Bテストを行うことで、より効果的なデザインや表現を見つけ、クリック率の向上を図ることができます。
このように、データ分析と改善を繰り返すことは、チャンネル登録者数を増やすために欠かせません。
YouTube運用代行やコンサルを利用する
YouTubeチャンネル登録者数を増やすために、YouTube運用代行やコンサルタントの利用も検討する価値があります。
運用代行やコンサルタントは、YouTubeのアルゴリズムや最新のトレンドに精通しており、SEO対策やコンテンツ戦略の最適化、効果的なサムネイルデザインの作成など、専門的な知識を活かして短期間で成果を上げやすくしてくれます。
効率的にチャンネルを成長させるためのサポートを受けることができ、効果的な広告運用やデータに基づいた改善策を通して、登録者数の増加やエンゲージメントの向上が期待できます。
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