採用動画の効果は本当にある?調査データ・効果を出すポイント・費用相場を解説!
「採用動画を作れば、本当に応募は増えるの?」
「効果を出すには、いったいいくらかかるの?」
採用動画には、求職者の志望度を高め、応募や入社の判断を後押しする効果があります。
この記事では、採用動画の効果を調査データで確認したうえで、効果が出ない理由と出すためのポイント、改善事例、そして効果を出すための費用相場と予算別の進め方をまとめました。
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採用動画に効果はある?|調査データで見る求職者への影響

「本当に効果があるのか」を判断するために、まずは求職者を対象にした調査の結果を見ていきましょう。
新卒の4割が「選考参加や内定承諾の決め手になった」
新卒の就活生を対象にした調査でも、採用動画が選考行動に影響を与えていることがわかっています。
レバレジーズとプルークスが2022年卒の就活生417人に行った調査では、約7割が採用動画を見て志望度が上がったと答え、4割が「選考参加や内定承諾の決め手になった」と回答しています。
参考:就職活動におけるスマートフォンの活用と採用動画視聴に関するアンケート調査|レバレジーズ株式会社(2021年)
出典がはっきりしない数字には注意
採用動画の効果を説明する記事では、「動画はテキストの5,000倍の情報を伝えられる」「動画は約2倍記憶に残る」といった数字がよく使われます。
しかし、これらの中には調査の出典や条件がはっきりしないものもあります。社内で導入を提案する際は、調査の実施者・対象・時期が分かるデータを使うと説得力が増します。
調査で効果が確認できたところで、具体的にどのような効果があるのかを次章で整理します。
採用動画で得られる5つの効果

採用動画で得られる主な効果は、志望度の向上、ミスマッチの防止、選考の歩留まり改善、認知の拡大、採用工数の削減の5つです。
| 効果 | 内容 | 確認する数値の例 |
|---|---|---|
| 志望度が上がる | 社員の人柄や職場の雰囲気が伝わり、「ここで働きたい」と感じてもらえる | 応募数、説明会の参加率 |
| ミスマッチを防げる | 仕事の大変さも含めて伝えることで、納得して入社してもらえる | 早期離職率、定着率 |
| 選考の歩留まりが改善する | 選考の途中で不安を解消し、辞退を減らせる | 面接の実施率、内定承諾率 |
| 認知が広がる | SNSで動画が広がり、自社を知らなかった人に届く | 再生数、採用サイトへのアクセス数 |
| 採用工数が減る | 説明会や面接で毎回話す内容を動画に任せられる | 説明会・面接にかかる時間 |
特にミスマッチの防止は、応募数の増加よりも大きな価値を生むこともあります。採用後の定着への効果は、下記の記事で詳しく解説しています。
一方で、採用動画を作ったのに効果が出なかった、という企業も少なくありません。その理由を次章で見ていきましょう。
採用動画の効果が出ない3つの理由

採用動画の効果が出ない主な理由は、目的があいまい、求職者に届いていない、良い面しか見せていない、の3つです。
高い費用をかけて失敗しないために、よくある原因を先に確認しておきましょう。
1. 何を改善したいのかが決まっていない
「とりあえず採用動画を作ろう」と始めると、誰に何を伝える動画なのかがぼやけてしまいます。
応募が少ないのか、選考の途中で辞退されるのか、入社後すぐに辞めてしまうのか。採用のどこに課題があるかによって、作るべき動画は変わります。
2. 作って終わりで、求職者に届いていない
採用サイトに動画を載せただけでは、そもそも見てもらえないことがよくあります。
求人媒体、スカウトメール、説明会、SNSなど、求職者が実際に情報を集める場所に動画を届けなければ、効果は生まれません。
3. 良い面ばかりで、リアルさが伝わらない
きれいに作り込みすぎた動画は、かえって本当の職場の姿が見えないと受け取られることがあります。
仕事の大変な部分や、社員の本音も含めて伝える方が、信頼され、入社後のギャップも小さくなります。
では、効果を出すためには何をすればいいのでしょうか。次章で、具体的なポイントを紹介します。
採用動画の効果を出す4つのポイント

採用動画の効果を出すには、課題とKPIを決め、検討段階に合った動画を作り、求職者に届け、数値を見て改善することが大切です。
1. 採用課題とKPIを決める
まず、採用のどの段階を改善したいのかを決め、効果を確認する数値(KPI)を設定します。
採用課題ごとに、作る動画と見るべき数値の例を表にまとめました。
| 採用課題 | 向いている動画 | 見るべき数値 |
|---|---|---|
| 応募が少ない | 会社紹介、SNS向けの短い動画 | 再生数、採用サイトへのアクセス数、応募数 |
| 選考途中の辞退が多い | 社員インタビュー、職場紹介 | 面接の実施率、選考の通過率 |
| 内定を辞退される | 先輩社員の本音、キャリアの紹介 | 内定承諾率 |
| 早期離職が多い | 仕事のリアル、1日の流れ | 入社後の定着率 |
2. 求職者の検討段階に合わせて作る
企業を知る段階では短く興味を引く動画、比較する段階では社員の本音や仕事内容が分かる動画、というように、求職者がどの段階で見るのかを考えて作りましょう。
3. 求職者が集まる場所に届ける
作った動画は、1か所に置くのではなく、複数の場所で繰り返し使うことで効果が高まります。
- 採用サイトや求人媒体の掲載ページ
- スカウトメールや面接前の案内メール
- 会社説明会やオンライン面接の待ち時間
- YouTube・TikTok・InstagramなどのSNS
特に若手の採用では、SNSで日常的に発信し、自社を知ってもらう入口を作る方法が効果的です。
4. 数値を見て、内容を改善する
公開後は、ステップ1で決めたKPIを定期的に確認します。
どこまで見られているか(視聴維持率)や、動画を見た人が応募や面接に進んでいるかを確認し、反応の悪い部分は冒頭や構成を見直しましょう。1本作って終わりにせず、改善を続けることが効果を出す近道です。
「どんな動画を作れば、自社の採用課題を解決できるのか分からない」という場合は、VideoRiseの無料相談で、採用課題の整理から一緒に考えてみませんか。
採用動画の効果事例|数値で見る改善

採用動画の効果事例として、スカウト返信率・面接実施率・内定承諾率・視聴率が改善した4つの例を紹介します。
| 企業 | 改善した数値 | 変化 |
|---|---|---|
| テクノワークス | スカウト返信率 | 0%→7.1%(半年間で5名が入社) |
| ワールドインテック | 一次面接の実施率 | 56%→73% |
| ノバシステム | 内定承諾率 | 30%→50% |
| VideoRise支援アカウント | YouTubeの平均視聴維持率 | 21%→53% |
※前半の3つは、採用動画制作のmoovyが公開している導入事例です。
事例に共通するのは、改善したい数値を決めたうえで、その段階の求職者に動画を届けた点です。スカウトメールに動画を添える、面接前に動画を送るなど、使う場面がはっきりしています。
また、VideoRiseが運用を支援したアカウントでは、構成や冒頭の見せ方を見直したことで、YouTubeの平均視聴維持率が21%から53%に改善しました。最後まで見てもらえる動画になるほど、伝えたい情報が届きやすくなります。
では、こうした効果を出すためには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。次章で詳しく解説します。
採用動画の効果を出すための費用相場|制作費+届ける費用

採用動画の効果を出すための費用は、制作費が50万〜300万円程度、SNSなどで届け続ける場合は運用費が月10万〜30万円前後が目安です。
効果を出すには、「作る費用」だけでなく「届ける費用」も考えておく必要があります。なお、金額は複数の会社が公開している料金情報をもとにした一般的な目安です。
制作費の目安|種類によって数万円〜数百万円
採用動画の制作費は、動画の種類によって大きく変わります。主な種類ごとの目安を表にまとめました。
- 社員インタビュー・職場紹介:30万〜100万円
- 会社紹介:50万〜500万円(内容によって幅が広い)
- ブランディング・コンセプト:100万円〜(内容次第で数百万円)
- SNS向けの縦型ショート動画:1本あたり数万〜50万円程度
撮影日数、出演者の人数、動画の長さ、アニメーションの有無などで費用は変わります。
届ける費用の目安|SNS運用を任せるなら月10万〜30万円前後
SNSで採用動画を継続的に発信する場合、運用を外部に任せる費用もかかります。
- 投稿の作成・投稿代行が中心:10万円以下
- 企画・動画制作・投稿・コメント対応・月次レポート:20万〜30万円前後
- 戦略設計・広告運用・複数SNSの運用まで:30万〜50万円以上
このほか、YouTubeやTikTokで広告を出す場合は、広告費が別にかかります。SNS運用を任せる場合の費用の内訳は、下記の記事で解説しています。
>>SNS運用代行の費用相場は?月額の目安・料金の内訳・失敗しない選び方を解説
予算別の進め方
予算によって、効果を出すための進め方は変わります。予算ごとの進め方の例を表にまとめました。
| 予算の目安 | 進め方の例 | 向いている企業 |
|---|---|---|
| 月10万円前後から | SNS向けの短い動画を継続して発信する。撮影は自社、企画・編集を外部に任せる方法も | まず小さく始めたい中小企業 |
| 50万〜100万円程度 | 社員インタビューや職場紹介を1〜2本作り、スカウト・面接前の案内・説明会で繰り返し使う | 選考途中の辞退や内定辞退を減らしたい企業 |
| 100万〜300万円程度 | 会社紹介動画と社員インタビューを作り、SNSでの発信と組み合わせる | 母集団形成から定着まで、まとめて改善したい企業 |
最初から大きな予算をかける必要はありません。
課題がはっきりしている段階から小さく始め、効果を見ながら広げていく方が、失敗のリスクを抑えられます。
費用対効果は「採用1人あたりの費用」で考える
採用動画の費用が高いか安いかは、今の採用にかかっている費用と比べて判断します。
考え方の例は、次のとおりです。
- 採用動画にかけた費用 ÷ 動画をきっかけに採用できた人数 = 動画による採用1人あたりの費用
- この金額を、求人広告や人材紹介など今の方法での採用1人あたりの費用と比べる
また、早期離職が減れば、再び採用するための費用や教育の手間も減らせます。応募数だけでなく、定着まで含めて費用対効果を考えましょう。
費用の目安が分かったところで、VideoRiseの採用動画の支援についてご紹介します。
VideoRiseの採用動画|効果につなげる運用までワンストップ

VideoRiseは、採用動画の企画・制作から、SNSでの発信・分析まで一貫して支援しています。
「作って終わり」にせず、求職者に届けて、数値を見て改善するところまで伴走できるのが特徴です。
| 強み | 内容 |
|---|---|
| 採用課題から逆算した企画 | 応募・辞退・定着など、改善したい数値に合わせて動画を設計 |
| 専門家チームによる制作 | Webマーケター・構成作家・YouTubeプロデューサー・デザイナーが担当 |
| 届ける・改善するまで支援 | YouTube・TikTok・Instagramでの発信と分析をワンストップで対応 |
| 続けやすい費用 | SNSで継続的に発信する動画は、1本1.5万円〜で制作 |
累計10,000本以上の動画制作・ディレクション実績と、100社以上の法人アカウントの立ち上げ・グロース経験をもとに、工務店や製造業など、若手の採用に悩む企業を中心に支援しています。
「自社の採用課題に、どんな動画が合うのか知りたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。
最後に、採用動画の効果についてよくある質問にお答えします。
採用動画の効果に関するよくある質問

採用動画の導入を検討している企業から、よくいただく質問をまとめました。
Q. 採用動画の効果は、どのくらいで出ますか?
使い方によって異なります。スカウトメールや面接前の案内に使う場合は、使い始めてすぐに返信率や面接の実施率の変化を確認できます。SNSで認知を広げる場合は、3〜6か月程度は継続して発信することをおすすめします。
Q. 中小企業でも効果はありますか?
あります。知名度が高くない企業ほど、求人票だけでは伝わらない社員の人柄や職場の雰囲気を動画で伝える価値があります。予算が限られる場合は、SNS向けの短い動画から小さく始める方法もあります。
Q. 採用動画の長さはどのくらいがよいですか?
使う場面によって変わります。SNSでは1分以内の短い動画、説明会や採用サイトでは数分程度で内容をしっかり伝える動画など、目的に合わせて長さを決めましょう。
Q. 自社で作った動画でも効果はありますか?
あります。スマートフォンで撮影した動画でも、社員の本音や職場のリアルな姿が伝われば効果は期待できます。ただし、企画や構成が弱いと最後まで見てもらえないため、企画だけ外部に相談する方法もあります。
Q. 採用動画の効果は、どうやって測ればいいですか?
採用課題に合わせたKPIで測ります。再生数だけでなく、応募数、面接の実施率、内定承諾率、入社後の定着率など、動画で改善したい段階の数値を、動画を使う前と後で比べましょう。
まとめ

採用動画には、求職者の志望度を高め、応募や入社の判断を後押しする効果があります。
この記事のポイントを振り返りましょう。
- 多くの求職者が「採用動画が最終判断に影響する」と回答した調査がある
- 得られる効果は、志望度の向上・ミスマッチ防止・歩留まり改善・認知拡大・工数削減の5つ
- 効果が出ない原因は、目的があいまい・届けていない・良い面しか見せていないこと
- 効果を出すには、課題とKPIを決め、検討段階に合わせて作り、届けて、改善する
- 費用は制作費50万〜300万円程度が中心。SNSで届け続けるなら運用費として月10万〜30万円前後が目安
- 予算が限られる場合は、SNS向けの短い動画から小さく始める方法もある
「採用動画を作りたいが、何から始めればいいか分からない」という場合は、専門家に相談するのも1つの方法です。
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